『いきいき倶楽部と図書コーナーを楽しむ』 ■そんぽの家S 四つ木  Y.M様 トップ記事
 平成26年3月、退院と同時にそんぽの家S 四つ木に入居しました(78歳)。入院先の紹介により、家族が見学の上、最上階の東側6階に居住した次第です。建物内の清掃は行き届いており、衛生管理面にも配慮されています。住環境は良く、1分足らずでコンビニ・理容室、2分のところに診療所・スーパー・バス停、3分で歯科・薬局、10分歩けば銀行・郵便局・公園です。遊歩道(桜並木)は恰好の散歩コースです。食事は3食とも食堂利用で、朝はパン食にし、3食汁物つき、カロリー計算がなされ、配膳下膳、申し分ありません。
 
 私の趣味は映画と落語、そして、読書です。「いきいき倶楽部」と「図書コーナー」には、この3つが充たされています。74歳までは山歩きが一番の趣味でしたが、100山登頂後、仲間の死去に伴い、体力を考えリタイヤしました。「いきいき倶楽部」は多彩で、映画鑑賞会・落語会・イス体操・書道・各種音楽サークル・囲碁・手芸・小物づくり・絵手紙・煎茶・フラワー教室等、多岐にわたっています。一方、地域開放型カフェ、納涼会、地元小学校(4年生)交流会等、イベントも充実しています。100歳誕生日会も2回行われており、会場の食堂は多目的ホールでもあります。「図書コーナー」は平成28年1月に管理者・Tさんの肝いりで食堂に新設されました。毎月10冊ほど新刊が並びます。私は週1冊のペースで、月4冊、1年で50冊読み終えました。
 
 私の生き甲斐は4人の孫たちですが、楽しみは日課である散歩と、いきいき倶楽部のミニ映画館、寄席の雰囲気が味わえること、図書コーナーから部屋に持ち帰っての読書、それにビールです。入居した当初は要介護5の認定でしたが、1年後に要支援2、2年後には要支援1となりました。このような改善状況は週1回デイケア(リハビリセンター)に通所しているとはいえ、何よりもそんぽの家S 四つ木の管理者LM(ラインマネージャー)、介護支援専門員(ケアマネジャー)、職員、登録ヘルパーの皆さんのお蔭です。今後ともよろしくお願いいたします。
 
 “八十路”に入り人生の最終章を迎えましたが、余生はスローライフを心掛けたいと思っています。
 
 
 
 
 
 Y様に初めてお会いしたのは3年前の3月で、その頃は車椅子を利用され、医療処置を受けておられ、要介護5の状態でいらっしゃいました。車椅子や一見して分かる医療処置に引け目を感じておられて、ご家族で近所のお寿司屋さんに行くことも嫌だと仰られて外出をされることはありませんでした。
 
 ただ、お孫様がタカラジェンヌの男役でいらっしゃり、その舞台を見に行きたいと思われてからは、ご自身で懸命にリハビリに励まれ、お医者様との話し合いを何度も行って治療を進めていった結果、医療処置も必要が無くなり、今では要支援1に!! 念願のお孫様の舞台をご友人と一緒に歩いて見に行かれ、その素晴らしい舞台のお話を誇らしくたくさんお話ししてくださった時には、私自身も自分のことのように嬉しく、誇らしく感じました。全ては「もう歳だから、病気だからできない」と考えずに、諦めなかったY様の若い心の持ち方が、ご自身の人生を今一度素晴らしい物にされたのだと思います。
 
 これからもたくさんの楽しい時間を過ごしてください。心より応援しております!
 
 

 

『たこ焼きパーティー』 ■そんぽの家S 大泉北   スタッフの声
 平成25年1月にそんぽの家S 大泉北が開設してから、初めてのイベントを行いました。準備としては、そんぽの家 経堂からたこ焼き器・綿あめ機を貸していただきました。絵心のあるスタッフは素敵な告知ポスターを作ってくれました。料理の得意なスタッフは買い出しを行い、当日の人員配置を決め、予行演習を行いました。
 
 当日は、食べるだけでなく汗をかきながら一生懸命作りました。はじめは上手く作れなかったのですが、作っているうちにどんどん上達して、ご入居者様もスタッフも、皆で楽しい時間を共に過ごしました。タコが苦手な99歳の方のためにタコの代わりにチーズ入りを作りましたが、とても好評でした。開催後も、ご入居者様からはご満足いただいたという嬉しいお声がたくさん届きました。ご入居者様、そしてスタッフからいただいたお声の一部を紹介いたします。
 
<ご入居者様より>
・楽しかった。来て間もない自分にとってすべてが目新しく、皆と話すいいきっかけになった。
 たこ焼きは子供の食べ物と思い食べたことがなかったが、大変美味しくまた食べようと思った。/M.H様
・味覚がなく、普段の食事もあんまり食べられないが、たこ焼きはけっこう食べられた。/A.S様
・こういうのがあると横のつながりがあっていいね。
 職員さんの動きやたこ焼きを作る手つきが素晴らしかった。/F.I様
・綿菓子が良かった。お土産にも貰えてうれしかった。/M.T様
・普段なかなか食堂でも顔を合わせない人と話すいいきっかけになりました。/E.N様
・私はね、こういう風に作って誰かにあげるのが好きなのよ。/M.O様
・ここに長く住んでいるけど、こんなの初めて。こういうのを待っていたのよ。/T.S様
・普段は4人掛けのテーブルで話す人は限られているけど、テーブルを繋げて皆で囲むことで
 いろいろな人とお話しできて良かったです。/M.K様
 
<スタッフより>
・たこ焼き作りは子供が小学生の時以来で不安だったが、うまくできて良かったです。/N.N
・ご自身で取りに来られるのが難しい方にもお持ちして、喜んでいただけて良かったです。/T.K
・初のイベントで楽しく、美味しかったという感謝の声をもらいました。/M.H
・今までになかった種類の、新しい喜びのお声をいただけました。/E.S
 
初めて行ったイベントだったので、ご入居者様に受け入れていただけるか少し不安でしたが、終わってみればとても大きな手ごたえがありました。今回はご入居者様が対象のイベントでしたが、今後はご家族様にも参加していただいたり、地域交流を兼ねたイベントも開催して、皆様に「ここにいて良かった」と思っていただけるような支援を続けていきます。
 
 
『ご入居者様 有志による俳句の会』 ■そんぽの家S 京都嵐山  スタッフ:K.Y スタッフの声
 昨年より有志の方が集まり続けておられる俳句の会ですが、スタッフがお手伝いすることもなく、皆様で楽しんでおられます。発起人のご入居者様が、各階に俳句を詠むための紙、そして詠んだ俳句を入れるボックスを作られ、どなたでもお好きなときに作品を投稿できるシステムになっております。それをそのまま発起人の方が回収され、ご入居者様が投稿された作品を食堂の横へ展示してくださいます。
 
 ご覧になった皆様は、ご自身が良いと思われた俳句の下に「正の字」で投票をされます。毎月作品を出されている方にお話を伺うと、「恥ずかしいわー、皆に見られて」とにこやかにお話しくださいました。また、他の方の作品をご覧になったご入居者様は「皆すごいなー、私こんなん詠めないわ」と笑顔でお話しされていました。毎月、その月に詠まれた俳句が展示されていますが、一句だけ先月の優秀作品として展示されます。そういったことも参加されている方にとっては、やる気につながるそうです。
 
 今回ご紹介した俳句の会では私たちスタッフの出番はありませんが、皆様がこういった活動をもっと行えるように、必要であればいつでもサポートできるようにしていきたいと思います。
『一期一会 ~出会いに感謝~ 3月号』 ■そんぽの家 仙台岩切   スタッフの声
 
 今月も皆様から頂戴いたしましたご意見・ご要望や、そんぽの家 仙台岩切からのご報告をさせていただきます。サービスの質向上と、よりよい生活の実現のため努力してまいりますので、ご指導ご鞭撻を頂戴できますよう、何卒よろしくお願いいたします。
 
ご家族様から頂戴したご意見・ご要望について
「入浴できない時、熱いお湯で体を拭いていただき、とても気持ちよかったと喜んでおりました。」
ご感想を頂戴し、誠にありがとうございます。体調不良などで、入浴が難しい場合には、ご本人様のご了承をいただいた上で、お身体を拭かせていただいておりました。日々、気持ちよくお過ごしいただけるよう援助を継続してまいります。
 
「生活目標プラン、介護スケジュール表、ケアプラン等、前月と変更部分があった場合、分かりやすくして欲しい」
ご意見を頂戴し、誠にありがとうございます。記録関係で変更があった場合、「変更有」の記載を徹底させていただきたいと思います。
 
「毎食時、配膳されるまでの間に軽い運動(手、足、のどなど)を何かひとつでもいいので、みんなで一緒に行って欲しい」「月1の手紙に、体重の変化を教えて欲しい」
ご要望を頂戴し、誠にありがとうございます。お食事前の適度な運動は嚥下にもよいと考えますので、ご本人様のご要望を伺いながら、対応を進めてまいりたいと思います。また、体重の変化につきましても、ご希望をいただきましたご家族様へはお手紙での連絡を徹底させていただきたいと思います。
 
そんぽの家 仙台岩切からご報告
日常生活における事故発生状況について、平成29年1月の事故発生状況をご報告いたします。
●転倒事故 5件  ●転落事故 5件  ●薬関係の事故 6件 ●その他 15件
 
1月のカンファレンスにおいて、次の4点を行っております。
(1)転倒事故の再発に対する援助内容の見直しについて
                                           
居室の環境整備の徹底と、ご本人様の生活の楽しみである喫煙の援助時間の検討、排泄援助の見直しを行いました。転倒事故再発防止のため、継続して対応を進めてまいります。
 
(2)排泄にお困りごとが生じているご入居者様に対する援助の見直しについて
                                         
ご本人様のお話を伺いながら、適切な排泄用具の検討と、お薬の調整を行っております。お薬の調整後、排泄のお困りごとが減少しているご様子ですが、継続して対応を行い、日々気持ちよくお過ごしいただけるよう援助を行ってまいります。
 
(3)車椅子上で、リラックスしてお過ごしいただくための援助の見直しについて
                                         
車椅子へ座っていただく際の援助方法の再検討と徹底を進めております。長時間ご利用いただく車椅子ですので、座り方によってリラックスできることもあれば、逆に身体の痛みを引き起こしてしまうことにもなりえます。リラックスしてお過ごしいただけるよう、援助の徹底を行ってまいります。
 
(4)就寝前のお薬の服薬介助方法の変更について
                                        
寝る前に服用していただくお薬について、服薬介助方法の変更を行っております。ご本人様のお部屋でお薬を管理していただくことで、薬に関する事故の発生を防止してまいります。
 
その他、様々な話し合いを行っており、継続して対応を行ってまいります。皆様のご意見、ご要望、ご指導からそんぽの家 仙台岩切のサービスの質を向上してまいります。今後とも、率直なご指導ご鞭撻を頂戴できますよう、何卒よろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

『日常の生活』 ■そんぽの家S 西糀谷  I.M様 ご入居者様の声
 昭和22・23・24年度生まれのいわゆる「団塊の世代」が、定年を迎えた平成19年あたりから、職場での新旧交代現象が顕著になり、若者が大量に採用される時代が半分は成立したように見られた。警察官・小学校教諭などは新規採用が大量に行われたが、やがて、労働分配率をあげないためか、さまざまな名称のもと、若者の活動分野は大きな拡大を見ないで移行している。
 
 昔からの家族構成の変化、個人主義の広がり、少子化、年金の支給年齢の引き上げ、そのような要素が総合的に影響し、家族で面倒を見られない高齢者が急増した。人権を尊重する考え方が広まり、少しでもあらゆる人が幸せな人生を終末まで送れるようにとの世論も強い。
 
 そんな社会の要請にこたえる施設として「そんぽの家」は誕生した。その内部の一部を紹介し「そんぽの家」についての理解を深める一助にしたい。
 
 入居したのは、将来、面倒を見てくれる人がいないから。ここでは3食(朝・昼・晩)が保証されており、集団生活が送れ、内部での行動は自由、外出等も原則自由である。何歳になっても生きがいと感じるものが必要なので、希望があれば書道・音楽・カラオケ・映像で見よう・ipad講習・体操…などが月曜日から土曜日までの午後、一時間程度行われていて、毎日多くの参加者を集めている。体力に自信のある人は、近くの美味しいものを食べるために、タクシーを利用し、寿司・そば・天麩羅・鰻・日本料理等のお店に行って楽しんでいる。普通の社会体験をできることに通じるので、毎回、多数の参加者を集めている。
 
 個々のケースから言えば、肉親者等の訪問を楽しみにしている人がほとんどなので、施設に預かってもらっているから…というようなことを考えず、機会を見て面会に顔を出していただければ、明日への活力の素になること間違いなしである。自力での移動が困難な人に対しては、デイサービス、介護士同伴の買い物、近くの散歩などの試みがなされている。介護保険を利用している人も多い。
 
 歴史的に見ても、人権尊重を具体的に実践している、見本のような高齢者向け住宅なので、内部で生活している人にとっては、少しでも多くの「生きがい」が感じられる生活の場に、肉親の方から見たら、「そんぽの家」で暮らしているから安心だ、と言えるような住宅を目指して皆で協力し、知恵を出し合っていきたい。
 
 

 

 I様は、いきいき倶楽部「映像で見よう」や、ご入居者様同士によるお食事会「美味しいものを食べよう会」の企画・運営、そして、国内外のご旅行など、本当にアクティブにお過ごしいただいております。 I様の企画を楽しみにされている方も多く、その企画力・行動力には毎回驚くと共に、尊敬の念に堪えません。これからも、皆様に生きがいのある生活を継続していただけるよう、お手伝いをさせていただきます。

 

 

 
『新しい友と楽しい毎日』 ■そんぽの家S 府中住吉  K.M様 ご入居者様の声
 部屋にずっと閉じこもっていることが嫌いな私は、毎日外の掃き掃除をしたり、散歩をしたりして、日がな一日、時間を潰しておりました。食堂で行われている催しにもほとんど皆勤賞で参加し、皆さんと楽しくやらせていただいております。
 
 そんな折、こちらに住まいを移して1年半近くになりますが、最近親しい友人ができました。同じ建物の住人の方で、最初はいつも一緒におられる2人の方々とお話をするようになりました。きっかけは、自分から話しかけたのか、話しかけられたのかもう覚えていませんが、お互い食堂にいることが多く、自然と世間話をする仲になりました。
 
 それからは、3人で集まってはお喋りをしながらお茶やお菓子を持ち寄って、食堂でお茶会やカラオケ大会をしたりと、楽しみが増えました。3人で楽しくやっていると、他の住人の方もたまに1人、2人と集まってきます。私は元々、食堂の食事は3食利用しておりませんので、他の住人の皆様とは面識がない方のほうが多いくらいで、新しい出会いを嬉しく思います。特に最近は映画の上映会が毎月行われたり、新しい体操は大勢参加して盛り上がったりと、まだ面識のない皆さんとお話をする機会が増えました。
 
 今月は近くのセブンイレブンの店員さんが何人か来て、おせちの試食会を開催してくれたので、黒豆と栗きんとんを食べながら、みんなでワイワイと会話に花が咲きました。日課の掃除は職員さんに竹ぼうきをお借りして、今でも続けております。外に出れば、また楽しいことがあるかな?と期待しながら毎日を過ごしております。
 
 

 最近、食堂で談笑されているご入居者様のグループをお見かけすることが増えました。常に中心にいらっしゃるのはK様です。私も時々参加させていただいておりますが、K様のバイタリティにはいつも圧倒されるばかりで、私がたじたじになってしまいます。

 私も建物管理者として、そんぽの家S 府中住吉の環境改善や、アクティビティの充実に力を入れていきたいと思っておりますので、今度は私を交えた「4人組」で色々な楽しいことを企てましょう!

 

 

 

 

 
『雄大な自然』 ■そんぽの家S 仙台南  I.T様 ご入居者様の声
 絵を愛する人?もいると思います。私は高校時代から先生に絵の手ほどきを受け、今もその先生と交流しています。ありがとうございます。
 
 

 

 I様は、絵の教室では他のご入居者様と一緒に楽しみながら絵に取り組まれ、ご自分のお部屋でも熱心に作品を制作しておられます。今回展示させていただいた作品も自然の雄大さが表現された素晴らしい作品になっていると思います。

 今後もI様に素晴らしい作品を描き続けていただけるよう、お支えしてまいりたいと思います。

 

 
『そんぽの家作品展への出展』 ■そんぽの家S 白鳥南  N.T様 ご入居者様の声
 一昨年は初めてのことで不安いっぱいでしたが、出展させていただきました。幼稚な作品で恥ずかしかったです。昨年はたくさん出展させていただきました。皆様と作品を観賞しに出かけ、力作ぞろいに感激。皆様方の努力を感じさせられる作品でした。作品を一通り見終わったところで、皆、一生懸命で魂が込められていると言われました。お世辞にも私の作品を褒めてくださった人がいらっしゃり、嬉しいやら恥ずかしいやら…。また今年も元気に参加させてもらえたらと思っています。
 
 K様はじめ、お世話になった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
 

 

 N様、そんぽの家作品展への出展、ありがとうございました。日常的にも様々な創作活動をされていて、そんぽの家S 白鳥南の玄関にはいつもN様の作品を飾っています。個人的な感想を申し上げれば、N様の作品の中でも珍しい百合のお写真が本当に素敵です。

 その時その時の活動を作品として残すことは、いつまでも思い出が楽しめる上に、こうした作品展への出展で皆様とも思い出の共有をすることができます。作品展への出展を通じて、多くの方にご覧いただいて、N様の創作活動がより楽しめるものになりますよう私たちもお手伝いさせていただきます。

 

 

 

 

 
『そんぽの家 万博公園 / 家族の3年間』 ■そんぽの家 万博公園  Y.M様・長女様:Y.R様 ご家族様の声
 脳梗塞の後遺症がありながらも元気に暮らしていた母が、腰椎圧迫骨折で入院した後、そんぽの家 万博公園に入居し3年、この秋に亡き父の元に静かに旅立ちました。
 
 入居してからは認知症が徐々に進んだため、そんぽの家での暮らしが母にとってどういうものだったのか、楽しいこと、感謝すること、時に不本意なこともあったかもしれないけれど、娘の私に何も語ることのない日々でした。母の感想はいつか私がその年齢になれば分かることとして、今は家族として、そんぽの家に通った私自身の思い出を記したいと思います。
 
 週に数日は母を訪ねるようにしていた私に、スタッフの方々は常に温かな心遣いと優しさで接してくれました。それぞれの方に個性があるのは当たり前ですが、その方々なりの言葉や配慮が私の気持ちを明るくしてくれたことを、今も深く感謝しています。私が車椅子を押して散歩しているとき、母に声掛けをして「はい」という返答を引き出してくれました。時に落ち込む私を元気づけてくれた施設長さん、おしゃべりの中にきちんと母の健康状態を見い出してくれた看護師さん、桜の時季に私では無理な坂道を、車椅子を押して花見をさせてくれたスタッフの方…あの桜を私は一生忘れません。
 
 母の状態の変化を的確に教えてくださった主治医の先生、私の知らない受診時の元気な母の様子を話してくれた薬剤師さん、そして、嘆く私を慰めてくれた入居者さんたち…皆さんと時に話し込んで楽しいおしゃべりをしたこと。それらすべての場面を今も鮮明に覚えています。そこには確かに母と私がいたのです。
 
 立場は違うけれど同じ年月を同じそんぽの家で過ごし、関わってくださった多くの方々と、そこで自分なりに試行錯誤し、涙したり笑ったりしていた私、そしてそれなりに元気だった母。そんぽの家での3年間のすべてを、私が懐かしく愛おしく感じるように、母もきっと幸せだったのだと思います。
 
 そんぽの家 万博公園の皆様、本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 この度はご家族様からの心温まるお手紙、ありがとうございます。
 
 毎日、Y様を一緒に支えてくださったことに、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいでした。Y様にはご家族様の支えが絶対的に必要で、当初はご主人様が毎日来られていましたが、突然のご不幸がありました。ご主人様の急逝後は娘様がご主人様の意志を受け継いで毎日来訪され、Y様に語りかけながら散歩をされていました。時には他のご入居者様とのお喋りを楽しまれたり、スタッフの相談にも耳を傾けてくださったお姿は一生忘れません。
 
 きっとY様はよき妻であり、母であったのであろうということが、ご家族様との関わりを拝見していてよく伝わってまいりました。今回いただいた心温まるこのお手紙を私たちの心の支えとし、今後もご入居者様の支えとなれるよう頑張ってまいります。
 
 
 
 

 

『生活の潤い』 ■そんぽの家S 船橋印内  W.M様 ご入居者様の作品

 
 
 「趣味」に時間を費やすことを大切にされているW.M様が入居を決められたのは、ご自身が持つ病気がきっかけでした。57歳の頃に今の病気を発症。徐々に体の動きが悪くなる病気であるため、安心を求めてご入居されました。
 
 W様が、大学の頃から始められ今でも趣味の一つとしているコーラス。そんぽの家S 船橋印内にご入居後、外部のコーラスグループに参加され、趣味活動を継続、外部の方との交流も積極的にされていました。しかし、ご入居当初と比べて足の動きも以前より悪くなり、声も発しにくくなられ、病気の進行を感じられたW様は、現在は外部のコーラスをやめてそんぽの家Sで行っている「いきいき倶楽部 歌の広場(コーラス)」に参加されるようになりました。「今の自分にはちょうどいいレベル」。このお言葉には、ご自身のお身体の状態としっかり向き合われ、「場所は変わっても、好きな“歌”は続けていきたい」。そんな思いを感じました。
 
 W様のもう一つの趣味。それは10年程前から始めたという、水彩画(写真は、W.M様作)。お部屋にはいくつもの水彩画が飾られています。ご自身で描かれた作品、ご友人が描かれた作品、いただいた作品など様々で、絵にまつわるお話をたくさん伺うことができました。同時に、絵に対する思いを大変強く感じることもできました。「絵は描けないけど、色を付けることは楽しい」。  今は水彩画を描かれることはなくなりましたが、「いきいき倶楽部 絵手紙教室」に毎回参加されたり、また個人的に“大人のぬり絵”を毎日されており、作品を拝見させていただいたところ、『さすが、水彩画をしておられたW.Mさんだ!』と思わせる絶妙な色使いにしばらく見入ってしまいました。
 
 以前とは少し方法や場所が違っても、“趣味はいつまでも持っていたい” “楽しいことはいつまでも続けたい”…そんなW.M様の思いが、今の生活に潤いを与えているように感じました。
 
 
 
 

 

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